やばいやばい、ワクチンが急に普及したことによって、この話のネタの賞味期限が切れつつあります。
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ワクチン接種の予診票には、「接種可能」と「接種を見合わせる」という項目が医師の署名とともに医師が判断するところがあります。
問診は、この判断をするためのものです。
よーく見てください!
「接種可能」と「接種不可」ではないんですよ。
「見合わせる」なんですよ!
よく、心配だー、心配だーという方が、「ワクチン接種しても大丈夫ですよね。前回、こんな副作用が出たんですよ。」と聞かれることがあります。
おじさん医師は、「接種は可能です。でも、今は任意の接種なので心配なら受けなくても大丈夫です。」とお答えしますし、それ以外には言えません。
あくまでも、今のワクチンは、本人が接種を希望し、いまの状況などを医師が判断して接種可能か見合わせるかを判断するだけです。
なので、本人が打ちたいのを可能だから、打ちますよー。という強制力は今のところ和えいません。
でも、まぁ、接種会場には接種希望の人しか来ないわけですから、打ちたくないという人はほぼ来ません。で、ほぼ可能なのですが、ダメではないけどグレーな人もいます。
アナフィラキシーやいま活動性の感染症にかかっている人などはダメな人ですが、1回目で全身の発疹とか、やや息苦しかったとかそういう人は、グレーです。
どうしてもといわれれば、可能ですが、通常の方の何倍もアナフィラキシーのリスクは高いです。
なんで、そういう人たちは、問診に時間はかかるものの、今あるデータなど含めてお話しするようにしています。