オーロラって、どんな風にみられるとおもいますか?
多くは、フィンランドとかアイスランドとかの極北やアラスカのフェアバンクスとか…。簡単にはいけなく、アンカレッジからさらに飛行機に乗って、極寒の地にいくというイメージがつよいかなととおもいます。
で、今回ご紹介するのはカナダのフォートマクマレーです。
ここのメリットは、
夏に車で、見に行けるオーロラ
です。
下の写真のカナダの赤のポイントのところなのですが、カナダのど真ん中といった感じです。
でも、逆に、カナダの極北ではないし、アラスカから比べるとずっと下です。
実は、今思えば無謀なのですが、アメリカのシアトルからレンタカーで行きました。往復3500㎞くらいの走行距離でした。
なかなか社会人だと夏休み以外には取りにくいのかなと思います。そのなかで、夏休みに車で行けるのはとっても重要。
といっても、本当に見えるのか?そしてフォートマクマレーと調べても観光スポットもないへき地。オーロラ見えなかったらどうしよう…と思いました。
シアトルだと国境超えて、ひたすらツンドラ地帯を走行。ちなみにこの地の紹介をすると、ここはオイルサンドの町です。
行ったのはちょうどリーマンショックの前の世界がプチバブルの時です。もちろんオイルも高騰していた時代でした。その時に、中東に頼らず、ロシアの天然ガス、アメリカのトウモロコシなどからのオイルとともにオイルサンズという石油と砂の混じったものから石油を抽出するという手法がありました。これは、それなりにコストがかかりはするのですが、でも石油が高騰していたため開発が最高潮。そのため、ホテルもかなり満席だし、そこそこ高いホテルのカニの食べ放題に、オイルサンズの労働者が大量に集まってきてました。
夏に車で行けるとは言っても、体感温度は秋から冬に入るちょっと前くらいです。ホテルには、下のようなプールもあり、冬でもプールというアメリカらしい雰囲気がありました。カナダだけど…。
で、初日は全く見えず、雲をオーロラだと思って、見たことにしてもう明日には帰ろうみたいな話を妻としていました。
実際ほんとに見えるのか、ホテルの従業員に聞いたら、見えるよー。冬にね。きれいだよねー。
みたいは、完全に真逆の回答でした。
でも、せっかく来たし、一応オイルサンドの博物館みたいなところみて、1日は暇潰せたので翌日も夜に行くと。
見れましたー。さすがに、かなりの輝度なのでこれはまさしくオーロラ。隣に、全く動かない車がいたのでややビビっていましたが、その台湾人もオーロラを待っていたらしく見えるとみんなで大喜びです。
シャッタースピードそれほどでなくてもそれなりにうつります。
でもオーロラはちゃんと木とか入れないと、意味わかんない写真になるので、ちゃんと木なり家なり地上のものを入れましょう。
でないと申し訳ないのですが、夏に車で行けるオーロラスポットの紹介でした。