よい問題とはなんでしょうか。私も医学部の学生の模試や、あるいは医学部の学生の卒業試験の問題なども作ったりもしています、一部なので、全体を見るわけではないのですが。。。
じゃあ、今回の「よい入試問題」とはなんなのかというと、概念的にはちゃんと勉強して、わかっている人を合格させて、逆に勉強して理解している人を不合格にしないということだと思います。でも、例えばこれが国家試験とかであればいいと思いますが、受験の場合は順位をつけなくてはいけません。なので、平均90点。合格は91点、不合格は89点、これは果たしていい問題でしょうか?やはり基本は平均60点で、上位から下位まで満遍なく30点から90点くらいに平均近くに人数を増やして正規分布に近い形になるのがいいのかなと思います。
これは、問題だけではなくて、合格者数や受験者数などのいわゆるnもまた重要なのですが。。。
たとえば、豊島岡1のSAPIX偏差値の合格20%ラインと80%ラインの差は13、豊島岡2は7とやはり差が近くなってきます。
まぁ、難しいですよね。