「中学受験全落ち」、まぁこれは地獄です。そのために、安全校とかそういうのを親も塾も受けさせますし、実際公立でも、所詮は中学受験なので、高校・大学受験だってあるし、人生生きているだけで儲けもんと本当に思います。
とくに、若くして癌などにかかって、治せない人は、我々の領域はそんなに多くないものの2年に1人くらいいますし、それこそ特攻隊の方とか考えると、贅沢な話です。
とはいっても、親としては頑張ったのでどこかにはと思います。
で、塾の先生は全落ちだと流石にやばいと思うかもしれませんし。。。、たとえそれが第一志望でなくても住めば都なわけで、何年もこんな学校には行きたくないとかは、それ以外のいじめとか不良になるとか、そんな話以外はないのかなと思います。
で、もう一つが安心したいということ。そこで確率論が出ます。
今までは、頑張れば合格するという信念ですが、正直運も大きい。いくらSAPIXの模試で偏差値がと言っても、最終は12月の初旬ですし、その後の頑張るか頑張らないかが大きな結果に差が出ます。
よく娘にいうのは、持久走大会のトラックに戻ってくるまでが最終のSAPIXの模試で、そのあとはトラックに戻ってきた状態。10位が合格として、正直5位くらいは独走の人がいて、10人くらいが団子状態でトラックに戻ってくる。そのなかで、何人か前の人を追い越すか、追い越されるかが、残り1ヶ月できまる状況。と話をしています。
でも、不安になるときにいつも思うのが、「1ー全落ちする確率=どこかしらに受かる確率」と言っています。例えば、SAPIXの合否判定で60%が2月1日から3日まで3校あって、落ちる確率が40%なので0.4なわけです。で、3校落ちる確率は0.4x0.4x0.4=0.064になるので、どこか一つは受かる確率は、1−0.064=0.946なので、94.6%はどこか一つに受かる計算なのですが・・・。
そうはうまくはいかないのも事実。