まえに、ちょっとお話ししたんですが、ワクチン心配論者がいます。それはそれで結構ですし、心配するのは、各自の判断です。しかし、中にはワクチン反対論者とかもいます。少し前に子宮頸癌のワクチンとかが出たけど、少数例で副作用が出たとかで一斉に反対ムードが盛り上がったと思います。これいうと、批判も多いのですが、いわゆるママさんの頻度が高いと思います。
これもいうと批判を受けますが、ママさんの中で幼稚園とか保育園のママさんたちがあつまって、少数例とかともだちのともだちとかそういう話を中で回し続けて、元のデータを見ることなく心配される人が多い気がします。というか、そういう人をたまに見て、めんどくせーなーとか思ったりしたりしなかったり。
でもね子宮頸癌の進行期になった人もおじさん医師は婦人科ではないのですが、おじさん医師に診察依頼が婦人科から来たりしますよ。で、みんな基本的には紹介されるケースは進行期なので、なくなるケースも多いです。すくなくとも癌の予防できるワクチンなんてそんなに数ないんだし、恵まれてるんだからうけなよーと思います。うちの娘も、年齢になったら必ず受けさせます。婦人科の先生だって、基本的には子宮頸がんのワクチンしろってひとが大半だと思います。
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でね、ワクチン反対論者の中には、自分がうたないだけではなく、副作用強いからやめときなよーと他人まで巻き込むひとがいます。それはやめてほしいよねー。
打つ、打たないは、まぁ個人の自由で許すとします。でも、人の足をひっぱっちゃあいけない。
あと、医療者の中にも毎年のインフルエンザは副作用がなんだとかで打たないひとがいます。そんなにいないんだけど医者にもいます。でもね、それでかかったら正直、なんで打たないのとは他の人は思いますよ。これは、ハラスメントとかそういうことではなく、上司であったとしても、一般のひとならともかく、医療者なんだから適切な情報得て判断してほしいし、なんとなく肉屋さんが「おれはベジタリアンです」みたいに言っているような気がするんだよねー。
で、話は戻ります。例えば、誰もがワクチンを打てる状況になったとしましょう。そして多くのひとがうっています。で、その人は打っていません。で、コロナになりました。打った人がコロナにかかるのはしょうがないと思いますが、打っていない人がコロナにかかってどういう気持ちで医療機関を受診するんだろうかと思います。すこしでも申し訳ないという気持ちを持ってくれればいいんですが。
「ワクチンは強制ではない、打ちたくない人はうたなくていいんだ！」いや、もちろんそうです。そうですが、「マスクは強制ではない、マスクをしたくない人はしなくてもいいんだ！」は通じないでしょ。もちろん体に与える影響とかそういうのを持ち出すひともいますが、まぁ考えてみてくださいよ。数ヶ月後に国民の半分以上が打って、一年ごは相当数受けていますよ。
日本はインフルエンザの接種率もOECDの半分くらいなので少ない文化ですが。インフルエンザとはちがいますから。
また、こういうことを言うと批判されるのも覚悟で言っていますが、打たないことを声高に言う人が、逆にマスクしない他人を批判したりします。
で、マスクしないでコロナにかかった人なんて自業自得だとかも言うこともあるわけですよ。
でもね、おじさん医師は、ワクチン打たないでマスクする人とワクチン打ってマスクしない人と比較したら、ワクチン打ってマスクしない人の方が科学的な根拠があると思いますよ。
くれぐれも打てない人ではなく、打てるのに打たない人ですよ。
おじさん医師はプロだから、お口が裂けてもいいませんが、ワクチン打てないなら別ですが、打てるのに打たない人がコロナになった時に、どの面下げて医療機関受診しに来るんだとは、思っても言いません。プロフェッショナルですから。
なんか、最近思うのは、おじさん医師のやや厳しめの発現が好まれるのかなーと思ったのですが、エッチな話とオリンピック開会式批判のスターが顕著にすくなかったので、この記事も状況見て削除するかもです。
