これは、ある土曜日の日の、おじさん医師の悲しい物語です。
悲しい物語というとマッチ売りの少女ですが、あれがあれで美学がありますが、こちらの悲しい話には美学はないのでただただ悲しい物語です。
ある職場で、おじさん医師はアルバイトに行っていました。それは、3回目の職場ですが、とくに定期的でもなく、また働いているほかの人も初めての人です。
今までは、朝に600円かな、箱のところにいれて医師のところにチェックするとお弁当が来たら連絡くれたんです。なので、今回3回目なので、同じようにお願いしたんです。
今回は、いつまでたっても連絡来ず。でも、だからと言って、太っているおじさん医師が、弁当まだですか?とそんなときだけ意欲をみせると、太っているやつって食べることしか考えていないんだよなーと陰口をたたかれるのも嫌なので、ひたすら待っていました。
さすがに、一つおおい弁当がなこっていたら、これ誰の?みたいな話になるだろうと思いますし、あっ、あのおじさん医師のだ!!連絡誰かした?みたいになると思って、待っていましたよ。
11時半、さすがにまだお昼の時間ではないが、そろそろ来てもいい時間。
12時、そろそろほかの人が食べ始める時間。
13時、やや弁当余っていると、誰のかなーと気になる時間。
14時、さすがに一個余っているだろう時間。
15時、もはや、弁当は昼ではなく、夜の弁当に気持ちが移行している時間。
が、過ぎて、さすがに15時に弁当まだですか?というと、「あれっ、あのおじさん医師の弁当頼んでないの?」「だれか余りと思って食べちゃった?」「注文してなくない?」とかになる時間なので、おじさん医師は我慢しました。
帰りがけに、お弁当のごみが共用のごみ捨てに捨ててありました。
どんな、弁当だったのでしょう…。
こんなのかなぁ…。